日本に出張中の平田事務局長は9月8日、マルコ・ファラ二在京ブラジル総領事を訪問、まず最初に商用マルチビザが総領事自らの約束の24時間以内の発給により、会議所訪問客の間から非常に感謝されている喜ばしい現状を伝え、深々と感謝を述べた。
また先週末の9月5日、浜松で行われた中小企業向けのブラジル経済セミナーに関し報告、高度な技術を持つ日本の中小企業が安心してブラジルに進出出来るための施策についても突っ込んだ協議を行った。
技術移転に関する各種規制の撤廃、経済特区の基本インフラ整備、迅速な許認可(ワンストップサービス等)や技術ビザ、学生ビザの簡易化等々についても話し合った。
最後に昨今のブラジルの政治経済情勢および今後の選挙戦の見通しについて意見交換を行なった。
マルコ・ファラニ総領事(左)と平田事務局長
平田事務局長は在京ブラジル総領事館を表敬訪問の後、会員企業の本社の方々と昨今のブラジルの政治経済情勢やブラジルから日本向けに輸出するにあたって、日本における商習慣や参入障壁について幅広く懇談した。
また午後2時30分に経産省の渡部中南米室長を訪ね貿投委のアゼンダ変更について説明を受けた。
夕方には在日ブラジル大使が主催する経団連とCNIの懇親会が公邸に於いて開催され、会員企業など大勢の関係者で埋め尽くされた。
9日から2日間に亘って経団連およびCNIが主催する第17回日伯経済合同委員会が経団連会館の国際会議場(大手町)で開催される。