10月の懇親昼食会に150人が参加して開催

10月の懇親昼食会は、2015年10月9日正午から午後2時までチボリホテルに150人が参加して開催、司会は平田藤義事務局長が務め、初めに特別ゲストのカルロス・アルベルト・リッシャ州知事夫妻、パラナ日伯商工会議所の大城義明会頭、在サンパウロ総領事館の関口ひとみ首席領事、元卓球オリンピックのウーゴ・オヤマ選手が紹介された。

村田俊典会頭は、9月12日にF1インテルラゴスで開催された日伯の外交関係樹立120周年を記念した花火祭りが会員企業の寄付で成功裏に終了、また会議所会頭並びに異業種交流委員長、相互啓発委員長ほか常任理事メンバーが同席する新規地場会員企業との懇親昼食会は「全員参加 」の会議所活動の活性化に向けて直近加入約30社との懇親昼食会は10月21日正午からブルーツリーパウリスタホテルで開催予定、9月22日には第1回ジャパンハウス会合による運営委員会の正式メンバーの発表、9月27日から28日は梅田大使のミナス州政府公式訪問、ピメンテル州知事との会談、ミナス州工業連盟との投資企業の誘致、AGIRの紹介などについて報告した。

連絡事項として安田 篤相互啓発委員長は、2015年度忘年会アトラクションについて12月10日夜に予定している忘年会は日伯の外交関係樹立120周年を記念した手作りのアトラクションを考えており、広く会員企業からのアイデアを取り入れたいと説明、3分間スピーチではブルーツリーホテルの広瀬純子取締役並びに内村明美コーディネーターがBLUE TREE PREMIUM ALPHAVILLE並びに BLUE TREE PREMIUM JADE BRASILIA、 BLUE TREE PREMIUM DESIGN RIO DE JANEIRO のプレミアムホテルの広々とした客室、日本語スタッフの常駐、NHK番組放送、日本語新聞サービスなどについて紹介、ニチレイグループAMASA社ではアマゾン川河口から数百キロの外洋で天然エビを捕獲、加工、販売、またカナダ産ホタテ貝のブラジル国内での販売などについても説明、INSTITUTO HUGO HOYAMAのウーゴ・オヤマ氏は、「将来の卓球選手育成プログラム」がスポーツ振興向け税制インセンチブとしてサンパウロ州令5.5636/2010で承認され、サンパウロ州スポーツ、レジャー、青少年局から州税の法人の商品流通サービス税(ICMS)の3.0%まで支援・協力できることを説明した。

代表者交代では、ブラジル東洋紡の山本幸男社長はサンパウロに3年半勤務、非常に充実した生活を送ることができたと述べ、後任の南村幸彦社長は南米地域での勤務は初めてで楽しみにしている一方で、企業活動を通して極力ブラジルの発展に寄与したいと抱負を述べた。

新入会員紹介では、AUDIPREV CONSULTORIA CONTÁBIL LTDAのヴァウデマール・マスオ・タケダ氏は、30年以上前からブラジル企業や多国籍企業の会計、財務、人事部門でアドバイスとコンサルティングサポート事業を提供、ブラジルの会計システムが益々複雑になるのでサポート強化すると説明、KOBELCO MACHINERY DO BRASIL SERVIÇOS EMPRESARIAIS LTDA.の坂根英俊氏は、神戸製鋼のブラジルのサンパウロ市に南米における非汎用圧縮機のマーケティング・営業・アフターサービス活動を目的に設立、当社はターボ式、レシプロ式、スクリュ式の3種類全ての圧縮機を製造する世界有数の総合圧縮機メーカーで、これまで石油精製・石油化学・天然ガスなどの大規模プラントに使用される非汎用圧縮機を世界各国に販売、特にスクリュ式非汎用圧縮機に関しては世界シェア50%以上を誇っており、ブラジルにおいても、FPSO向けでのスクリュ式圧縮機で高い実績があることなどを紹介、MINERAL BRASIL PESQUISAS E DESENVOLVIMENTO LTDA.の花村ひとし氏は、2013年6月に同社を設立、特殊鉱物のパイロットプラン作成中で色々な情報収集を行っていると説明、村田会頭からそれぞれ会員証が手渡された。

着任挨拶としてサンパウロ総領事館の関口ひとみ首席領事は、サンパウロ勤務は2年ぶりであり、日本大使館の在レシフェ出張駐在官事務所所長以前にはリオ、ベレンなどでも勤務していたことなどを説明、ジェトロ・サンパウロ事務所の石田靖博所長は帰国挨拶で、2013年4月から2年半勤務、安倍総理が来伯した時の経済セミナー/医療セミナー、ベレンでの視察ミッションなどが思い出として残っており、また会議所活動として専任理事並びに企画戦略委員長、日伯経済交流促進委員長を務め、ブラジルでは止めを刺す仕事は非常に困難であるが、後任の大久保敦所長にビジネス環境改善を託すと述べ、大久保敦所長は17年ぶりのブラジル勤務、南大河州で語学研修、サンパウロ市で4年間調査を担当、2002年から2008年までサンティアゴ所長でEPA締結に関する調査/締結後の見本市開催などを実施したことなどを説明した。

パラナ州のカルロス・アルベルト・ヒッシャ州知事の講演『パラナ州への投資シナリオ ~O Cenário de Investimentos no Paraná~』の前に村田俊典会頭は、梅田大使御夫妻は2015年3月11日から14日にパラナ州を公式訪問、日本ブラジル外交関係樹立120周年、パラナ州日本人入植100周年、パラナ州兵庫県姉妹州県提携45周年の公式開幕式に同席したことなどを説明した。

カルロス・アルベルト・ヒッシャ州知事は、ブラジルの日系人口の10%はパラナ州で活躍しており、サンパウロ州に次いで日系人口が多く、勤勉で正直な日系人はパラナ州民として非常に貢献して敬意を集めており、また日本企業もパラナ州に大型投資を行っているが、197校を数える高等教育機関を抱える高い教育水準、3位の投資誘致競争力、投資家にとって最も安全な税制インセンチブ制度、ブラジル最大の消費地に隣接する地域的優位や圧倒的な貿易量をパラナグア港並びにアントニーナ港、0.749と高い人間開発指数(HDI)、南部地域で最も充実した道路網、ブラジル平均の2倍の生産性、メルコスールへの整ったアクセス、32水力発電所による豊富な電力エネルギー供給、州内に数多い最先端テクノロジー企業やIT研究開発企業、アグロインダストリーやバイオテクノロジー企業、世界3位の化粧品市場を支える155社を数える化粧品メーカーなどパラナ州への投資の有利性を強調して講演を終了、村田会頭から記念プレートが贈呈された。

講演中のパラナ州のカルロス・アルベルト・ヒッシャ州知事

村田俊典会頭

Beto Richa, governador do Estado do Paraná e Toshifumi Murata, presidente da Câmara

Primeira-Dama do Estado e secretária do Trabalho e Desenvolvimento Social, Fernanda Richa, governador Beto Richa, presidente da Câmara, Toshifumi Murata e cônsul-geral-adjunta do Japão em São Paulo, Hitomi Sekiguchi

Aiichiro Matsunaga, vice-presidente da Câmara, Yoshiaki Oshiro, presidente da Câmara de Comércio e Indústria Brasil-Japão do Paraná e Fernanda Richa, primeira-dama do Estado e secretária do Trabalho e Desenvolvimento Social.

Hitomi Sekiguchi, cônsul-geral-adjunta do Japão em São Paulo, Yasuhiro Ishida, diretor-executivo da Câmara e Atsushi Okubo, novo presidente do escritório em São Paulo da Jetro (Japan External Trade Organization – Agência de Comércio Exterior do Japão)

Mais de 150 empresários e executivos participaram do evento.

Governador abordou o tema "Cenário de Investimentos no Paraná".

Presidente da Câmara, Toshifumi Murata (d), faz entrega de placa de agradecimento ao governador Beto Richa (e).

Membros da Diretoria e demais autoridades com o governador Beto Richa

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=41130