環境委員会「補植(植樹)ボランティア活動」

2017年3月25日(土),午前10時から午後2時まで環境委員会(樹神幸夫委員長)はサンパウロ州立チエテエコロジー公園内にて「補植(植樹)ボランティア活動」を開催した。会議所会員やその家族等70名が参加した。会議所環境委員会による同公園での補植(植樹)は2回目。

同委員会の2017年度の活動方針の一つとして「地球温暖化の防止,低炭素社会や循環型経済社会の構築を念頭に,日本・ブラジル双方における持続可能な発展に貢献する」ことを掲げており,会員及びその家族にサンパウロ市内での植樹ボランティア活動に参加する機会を提供し,環境問題をより身近に感じて頂くきっかけとすることを目的としてこの活動を実施。

多くの子供達も参加したこの植樹会は,オイスカ・ブラジル総局の高木様,ブラジル・ニッポン移住者協会の小山様をはじめとした沢山の方々の協力を得て行なわれた。待合場所の駐車場からトレンジニョ(遊覧電車)で植樹地に向かいイペー・ブランコ,フィゲイラ・グランデやファウソ・バラチモンなどブラジル特有の樹木200本の苗を約1時間かけて植樹。最後には,中前隆博在サンパウロ日本国総領事(会議所名誉顧問),樹神環境委員長(三菱重工南米総代表)による記念植樹が行なわれ,参加者全員で記念写真を撮影した。
終了後は,トレンジニョでエコツアー。サルなどの動物を間近で見ることのできる自然の中を見学した後,屋外での昼食会にて参加者同士で交流を行なった。                 

アイルトンセナ街道沿いにあるチエテエコロジー公園は著名な建築家ルイ・オオタケ氏により設計され,イビラプエラ公園の10倍,ニューヨークのセントラルパークの3倍に相当する140万平方メートルの敷地を有する。毎週末には約3万人が来園している。

~樹神委員長からのコメント~
当日は総領事はじめ多くの企業の方々ご家族を含め多数の参加を頂き大変感謝申し上げます。天気にも恵まれた良い植樹イベントとなりました。皆様に植えて頂いたそれぞれの樹がやがて大きく成長し,サンパウロや地球の将来に向け水資源の確保や二酸化炭素(CO2)削減など環境改善に寄与するものと考えます。自分たちが植えた木々を折にふれ見守っていきたいと思います。

 

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