課税WG、CNIとの会合を実施

2017年9月18日、政策対話委員会課税ワーキンググループ(古本尋海グループ長)がCNI(ブラジル全国工業連合)との会合を実施し、課税/税務に関する意見交換を行った。

課税ワーキンググループからは、今年6月に同グループが会議所会員企業を対象に行った課税に関するアンケートの調査結果とそのフィードバック、また本丸提言として挙げている移転価格税制およびICMS税の改善と税制簡素化について説明を行った。またCNIの取り組みについても紹介が、特に税制簡素化政策の進捗状況やブラジルのOECDへの加盟、租税条約への取り組みなどが説明され、その後会議所からも改善に向けた課題提議や意見が出され、活発な意見交換となった。また会合の中でCNIを招聘しての課税に関するセミナー開催の可能性についても触れられている。

参加者は、CNIよりFlavio Castelo Branco経済政策エグゼクティブマネージャー、Mário Sérgio Carraro Telles産業政策担当スペシャリスト、Fabrizio Sardelli Panzini産業政策担当スペシャリスト、政策担当のConstanza Negriシニアアドバイザー、CNI企業交渉担当のSilvia Menicucciスペシャリスト。会議所からは古本尋海グループ長(NEC)、篠原一宇副グループ長(パイオニアブラジル)、芦刈浩司政策対話委員会副委員長(ブラジル三井物産)、二宮康史政策対話委員会副委員長(ジェトロサンパウロ)、柳本安紀政策対話委員会委員(双日ブラジル)、吉田幸司課税WGメンバー(KPMG)、エバンドロ・チバ氏(KPMG)、平田藤義会議所事務局長、吉田章則政策対話委員会調査員、近藤千里政策対話委員会アシスタント。

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