連邦政府は第4回プレソルト鉱区入札で31億5,000万レアルの臨時歳入

昨日7日に実施された第4回岩塩層下(プレソルト)鉱区入札には、記録更新となる16社の石油・天然ガス関連企業が応募して注目されていたにも関わらず、5月下旬から始まったディーゼル燃料価格値下げ要請を発端とした、全国規模のトラック運転手の国道封鎖抗議デモの影響が心配されていた。

昨日の第4回プレソルト鉱区入札にかけられた4鉱区のうち3鉱区が落札されたにも関わらず、カンポス海盆のItaimbenzinho鉱区入札では、応札企業がなかった。

落札された3鉱区の平均落札価格は最低入札価格の202.3%と予想を上回り、また3鉱区の落札総額は31億5,000万レアルを記録、ブラジル石油監督庁(ANP)が予想していた総額32億レアルをほぼ達成している。

落札されたサントス海盆のUirapuru鉱区の落札価格は、最低入札価格の240.35%に相当する26億5,000万レアル、コンソーシアムはペトロブラス石油公社が30%、Exxon社28%、Statoil 社28%、Petrogal社は14%となっている。

また落札されたサントス海盆のTres Mrias鉱区の落札価格は、最低入札価格の500.36%に相当する1億レアル、コンソーシアムはペトロブラス石油公社が30%、Shell Brasil40%、Chevron Brasil30%となっている。

Dois Irmãos鉱区の落札価格は最低入札価格と同じ4億レアル、コンソーシアムはペトロブラス石油公社が45%、BP Energy30%、Statoil 社25%、最低入札価格が5,000万レアルのカンポス海盆のItaimbenzinho鉱区入札は、応札企業がないために今後の入札は未定となっている。(2018年6月8日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=44591