インド資本Sterlite社が主要な電力エネルギー送電網を落札

昨日28日に国家電力庁(Aneel)は、サンパウロ証券取引所(BM&FBovespa)と証債権取引決済・保管センター(Cetip)が合併して設立されたB3で実施した電力エネルギー配電網の20ロットの入札を7時間遅れで実施した。

昨日の電力エネルギー配電網20ロットの入札には47企業が入札に参加したが、そのうち12企業は初めての参加、平均落札価格は入札価格を54.99%下回っている。

特にインド資本Sterlite社は、主要な電力エネルギー配電網の6ロットを落札、落札した電力エネルギー配電網の総延長距離は、全体の72.6%に相当する1,859キロメートル、予定投資総額は、全体の60.6%に相当する36億レアルが見込まれている。

今後3年間のSterlite社のブラジル国内向け投資は15億ドル、過去数年間のブラジル国内の投資総額は17億ドル、2022年までのラテンアメリカ地域の投資総額は40億ドルに達するとSterlite社のPratik Agarwal社長は説明している。

またブラジルの電力エネルギー部門向け投資は有望であり、数年後の投資残高は32億ドルに達すると説明、また電力エネルギー送電コンセッションの20年契約は、唯一ブラジルだけであるとAgarwal社長は説明している。

Sterlite社は、セアラー州と北大河州にまたがる541キロメートルのロット3を入札価格を58.54%下回る価格で落札、またペルナンブーコ州内の130キロメートルのロット4を入札価格を57.16%下回る価格で落札している。

またSterlite社では、セルジッペ州とバイア州にまたがる454キロメートルのロット7を入札価格を60.59%下回る価格で落札、パラー州内374キロメートルのロット15を入札価格を60.59%下回る価格で落札している。(2018年6月29日付けヴァロール紙)

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