労働ワーキンググループ会合開催

2018年7月31日(火)15時より政策対話委員会(村田俊典委員長)労働ワーキンググループ会合開催、2018年後半の労働ワーキンググループ運営方針について、活動目的や内容について意見交換会を行った。はじめに山崎グループ長から、強力なメンバー間でのネットワーク作りと、ブラジルにおける会員企業間への発展を実現する為に、人事を中心としたコーポレート視点から具体的提案に基づくサポートを行なっていくと説明があった。今後は、昨年大規模な労働法改正が行なわれたばかりで更なる政策提言活動のタイミングというよりは、残された課題を整理し、新労働法の運用面でのフォローや、現場課題、解決策の共有も行ない、ストロングネットワークを構築していくことで合意した。長期安定雇用のための賃金や日本のようなボーナス、運転手の残業時間の取り扱いなどについて意見交換が行われた。また更なるテーマとして、eSocial、組合徴収費の変更によるサービスの質やインフレ率調整、そして安全についても議論が行なわれた。

参加者は、山崎一郎氏(グループ長、ブラジル味の素)、上床憲司氏(伊藤忠ブラジル)、加藤周平氏(南米新日鉄住金)、田中峻氏(損保ジャパン日本興亜)、西口阿弥氏(EY)、森雄太氏(丸紅ブラジル)、政策対話委員会から、佐久間太郎副委員長(双日ブラジル)、総領事館から、上田基仙領事、そして事務局からは、平田藤義事務局長、吉田章則調査員が参加した。

 

 

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