コンサルタント会社SperncerStuart社の調査によると、サンパウロ証券取引所に上場している187社の中で、2017年の女性の経営審議会に占める比率は僅か9.4%に留まっている。
しかし2017年の女性の経営審議会に占める比率は、僅か9.4%と世界平均の24.1%を大幅に下回っているにも関わらず、2016年との比較では15.0%増加して女性の経営陣への登用が増加傾向を示している。
ブラジル国内の上場企業187社のうち、経営審議会に占める外国人の比率は1/3、そのうち女性は、僅か8.3%と世界平均の27.0%を大幅に下回っているとSperncerStuart社のフェルナンド・カルネイロ社長は指摘している。
「すべての女性職員に配慮した職場環境の整備と同時に、業界内外で活躍する女性トップ・プロフェッショナルの育成を目指す」というミッションを基に積極的かつ継続的な取り組みを進めていると各国の企業取締役会に所属する女性メンバー(WCD)のLeila Loria会長は説明している。(2018年8月2日付けエスタード紙)