建設不動産部会(今川尚彦部会長)は、2018年8月2日午後3時から5時まで10人が参加して開催、8月23日に開催される2018年下半期業種別部会長シンポジウムの発表資料作成では、参加者が自社事業の今年上期の回顧と下期の展望を発表、上期の回顧では、為替の悪化、不透明な大統領選挙、トラックストライキ、下請け企業倒産、軒並み中止の公共事業、受注の大幅減少、支払い不履行、新築アパートの供給過剰、駐在員の減少傾向に歯止め、低調な日本企業案件などが挙げられた。
下期の展望として、大統領選挙終了待ち、顧客の投資意欲の衰退、低価格競争激化による利益率の低下、期待される公共事業再開、採算確保のための施行の効率化、ブラジル企業向け付加価値サービスの提供などが挙げられた。また部会別個別テーマでは、長期視野に立った再生エネルギー分野への進出、近隣諸国への事業拡大、不動産売買・事務所賃貸、土地売買事業への進出、日系企業の高品質サービスのアピールなどが挙げられた。
参加者は今川部会長(戸田建設)、釘本副部会長(CGC)、大滝氏(ホス建設)、森口氏(スターツ ブラジル)、上岡氏(戸田建設)、根岸氏(AZBIL)、上田領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、吉田調査員、大角編集担当
進行役の今川尚彦部会長