矢澤氏がNTT do Brasilの社長として着任してから今月で約6年が経過した。8月16日、後任の水守信介社長と伴に平田事務局長を表敬訪問した。水守氏は今までの勤務先ドバイ(NTT Europe Ltda., UAE)からの横・横の異動赴任であり、アジアを中心に12年の海外経験を持つ。
2010年代初頭から本格的に南米攻略を始めたNTTグループ。2011年赴任の矢澤社長はその先兵でもあった。また、同グループは2014年スペインのエヴェリス社を傘下に納め、中南米諸国に次々と新たなプレゼンスを築き、事業を拡大している。 なお、NTTブラジルの業容自体も飛躍的に発展拡大させた矢澤社長は、NTTグループ会社の米州統括として引続きサンパウロに駐在予定。
NTTグループの専門家等を招聘、9月20日に、昨年同様運輸サービス部会主催でITセミナー行い、その翌日の定例昼食会でも『Iot最新動向と導入事例、IT戦略=ビジネス戦略の具現化を支えるリスクマネジメントのあり方、最新の情報セキュリティ脅威と今後の対応について』、また日本のIT技術に高い関心を寄せるブラジル科学技術省からも『国家IT戦略について』をテーマに講演が予定されている。
運輸サービス部会長は、8月23日のシンポジウムを最後に、吉田信吾NYK社長にバトンタッチする。平田事務局長は矢澤氏が企業人として超多忙な中でも積極的に会議所活動に深く関与、誠心誠意ご尽力下さった事に対し心から厚くお礼を申し上げるとともに、後任の水守新社長にも変わらぬご指導・ご協力をお願いした。
Yoshimoto Yazawa, Shinsuke Mizumori e Fujiyoshi Hirata
Foto: Rubens Ito / CCIJB