レンタル自転車Yellow社が6,300万ドル調達に成功

レンタルサイクル事業で起業しているブラジルのスタートアップ企業Yellow社は、事業拡大のための6,300万ドル(2億6400万レアル相当)の資金調達に成功したと発表している。

Yellow社は、1カ月前からサンパウロ市内でレンタル自転車事業を開始、総額6300万ドルの資金調達には、中国資本の投資ファンドGGV Capitalを筆頭に資金調達に成功している。

中国資本の投資ファンドGGV Capitalは、既にブラジルのカーシェアリング大手99を買収した中国最大の配車アプリ「滴滴出行(Didi Chuxing)」にも出資している。

またYellow社には投資ファンドGGV Capital以外にも、Monashees社並びに Grishin Robotics社、 Base10 Partners e Class 5が資本参加、Yellow社は今年1月以来総額7,500万ドルの資金調達に成功している。

先月からサンパウロ市内でレンタル自転車事業を開始したYellow社は、先月だけで15万件の自転車を貸出。現在3,000台のレンタル自転車を年末までには2万台に拡大する。

また今後はサンパウロ市内だけでなく他の大都市でもレンタル自転車事業を開始予定であり、メキシコ並びにアルゼンチン、チリ、コロンビアでもレンタル自転車事業の展開を予定している。(2018年9月14日付けエスタード紙)

 

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