ブラジル鉄鋼院(IABr)の発表によると。2018年8月の輸入製品を含む鉄鋼製品の国内消費は、前年同月比11.4%増加の190万トンを記録して増加傾向を示している。
今年初め8か月間の鉄鋼製品消費は、前年同期比10.0%増加の1,380万トンと3カ月連続で増加、しかし5月は5月末から11日間継続したトラック運転手の国道封鎖抗議デモによる物流問題などの影響で減少していた。
また8月の鉄鋼製品の国内販売は前年同月比9.2%増加の170万トン、今年初め8か月間では10.2%増加の1,220万トン、8月の粗鋼生産は3.7%減少の280万トン、今年初め8か月間では2.5%増加の2,310万トンを記録している。
今年8月の圧延鋼生産は4.2%減少の190万トン、今年初め8か月間では4.8%増加の1,540万トン、今年8月のスラブ(鋼片)と呼ばれる半製品生産は1.0%増加の88万1,000トン、今年初め8か月間では4.5%増加の650万トンに達している。
今年8月の鉄鋼製品輸入は28.8%増加の24万6,000トン、輸入金額は20.1%増加の2億5100万ドル、今年初め8か月間では7.1%増加の170万トン、輸入金額は23.2%増加の18億ドルを記録している。(2018年9月25日付けヴァロール紙)