Eletrobrasは電力エネルギー入札実施で13億レアルの負債軽減

昨日27日ブラジル中央電力公社(Eletrobras)は、傘下の配電公社並びに風力発電所の民営化コンセッション入札を実施、入札にかけられた18ロットのうち11ロットのみが落札された。

Eletrobras公社による入札では、風力発電の3ロット、電力エネルギー配電公社の8ロットが落札されて目標の僅か41%に相当する13億レアルの資金調達に結び付いたにも関わらず、Eletrobras公社では、総額31億レアルの資金調達の胸算用をしていた。

今回の入札による13億レアルの資金調達で、同社のEBITDA有利子負債倍率は、今年6月末の3.4倍から3.1倍に低下、目標の3.0%に接近しているとウイルソン・フェレイラ・ジュニオル社長は説明している。

風力発電入札の3ロットはすべて入札最低価格で落札、落札した企業名はEolica Serra das Vacas 社並びにJmalucelli社、 Brennand Energia社となっている。

電力エネルギー配電ロットJno入札では、パラナ州の電力公社が最低価格に20.35%上乗せした8,724万レアルで落札、2.0%のプレミアム提示のOlympus VI社及び8.43%のプレミアム提示のCteep社を退けた。またTaesa社並びにAlupar社はそれぞれ3ロットの電力エネルギー配電を落札している。(2018年9月28日付けヴァロール紙)

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