全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2018年9月のバスやトラックを含む新車登録台数(販売)は前年同月比7.10%増加、今年初め9カ月間では二桁増加の13.97%増加を記録している。
今年の新車販売は、3カ月連続での上方修正で前年比12.5%増加の252万台に修正を余儀なくされているにも関わらず、2009年の新車販売は300万台を突破して2012年には自動車生産能力台数は380万台に達したが、それ以降は右肩下がりの生産並びに販売減少を余儀なくされていた。
トラック販売増加はGDP伸び率が好調時、自動車販売増加は低金利時、オートバイ販売増加は失業率が低下した時と全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)のアラリコ・アスンプソン・ジュニオール(Alarico Assumpcao Junior)会長は指摘している。
また商業銀行のクレジット延滞率は2001年並みまで低下しており、商業銀行の四輪車並びに二輪車販売向けクレジットの与信緩和も新車販売増加に繋がっているとAlarico Assumpcao Junior会長は指摘している。
今年9月のトラックやバスを含む新車登録台数は、前年同月比7.10%増加の21万3,300台、9月に1日当たりの新車販売は、8月の1万400台から1万700台に増加している。
今年初め9カ月間の新車販売は前年同期比13.97%増加の184万台、Fenabraveでは、今年のトラックやバスを除く新車販売は前回予想の前年比9.7%から11.9%増加に上方修正している。
また今年のトラック販売は、前回予想の18.3%増加から34.8%増加に上方修正、二輪販売は、前回予想の7.7%増加から9.9%増加の93万5,400台に上方修正している。(2018年10月3日付けヴァロール紙)