9月の正規雇用は過去5年間で最高

就労・失業者管理センター(Caged)の発表によると、2018年9月の労働手帳に記載される正規雇用は13万7,366人に達し、今年の月間記録を更新している。

また今年9月の正規雇用13万7,366人は2014年2月以降の月間記録を更新、Valor Data社の17金融機関対象の調査では、今年9月の正規雇用は4万7,800人~12万7,000人、平均予想の8万9,600人を大幅に上回っている。

今年初め9カ月間の正規雇用総数は71万9,089人、9月の部門別雇用比較では、サービス部門の正規雇用は6万961人で約半分を占めて正規雇用を牽引している。

製造業部門の正規雇用は3万7,449人、商業部門は2万6,685人、建設部門は1万2,481人、公共サービス・工業部門は1,091人、公務員は954人、鉱業部門は403人、唯一農畜産部門はマイナス2,688人を記録している。

また今年初め9カ月間のサービス部門の正規雇用は43万6,865人、製造業部門13万6,271人、農畜産部門8万6,051人、商業部門はマイナス4万6,841人を記録している。

今年9月の地域別正規雇用比較では、南東部地域は6万2,177人、南部地域は1万8,063人、北部地域は1万262人、中西部地域は7,901人、南マット・グロッソ州はマイナス2,645人、サンパウロ州は2万2,448人、ペルナンブーコ州2万1,414人、アラゴアス州1万5,179人を記録している。

9月の新規の正規雇用の平均サラリーは前年同月比0.93%減少の1,516.89レアル、解雇者の平均サラリーは、3.49%増加の1,684.39レアルであった。

2017年11月11日から施行された新労働法並びに緩やかに回復するマクロ経済の影響で、今後数カ月間の正規雇用は増加傾向になるとカイオ・ヴィエイラ・デ・メロ労働・雇用相は楽観的な見方をしている。

今年9月の2017年11月11日から施行された新労働法で認められている断続的労働契約による正規雇用は4,281人、パートタイム労働契約による新規雇用は5,451人、解雇は3,477人を記録している。(2018年10月23日付けヴァロール紙)

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