9月の中央政府の財政プライマリー収支赤字は過去2番目の赤字幅を記録

中銀の発表によると、2018年9月の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支赤字は230億レアルに達し、2016年9月に次ぐ赤字幅を記録している。

今年9月の中央政府の財政プライマリー収支赤字が230億レアルに達した要因として、社会保障院(INSS)の赤字が315億レアルに達しており、ジャイル・ボルソナロ新大統領(PSL=社会自由党)は、早急な年金・恩給改革を余儀なくされる。

今年初め9カ月間の中央政府の財政プライマリー収支赤字は、816億レアルと前年同期の1,096億レアルを大幅に下回っている。今年初め9カ月間の歳出総額は、前年同期比2.3%増加した一方で、歳入総額は6.2%増加している。

2018年度の連邦政府の財政プライマリー収支の許容赤字は、1,590億レアルが定められているにも関わらず、1,400億レアル~1,500億レアルの赤字に留まると国庫庁のマンスエト・アルメイダ長官は予想している。(2018年10月27日付けエスタード紙)

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