今年のブラックフライディー商戦は32億7,000万レアル予想

2018年11月末の米国の感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日金曜日に当たるブラジル国内のブラックフライディー商戦によるインフレ指数を差引いた小売販売は、前年比2.2%増加の32億7,000万レアルを全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)では予想している。

ブラジルでは米国のブラックフライディー商戦を導入した2010年の小売販売は18億8,000万レアルであったが、家電並びに日用家庭用品、家具、書籍・製本部門まで拡大してきている。

ブラジル国内のブラックフライディー商戦には家電や履物販売が牽引しているが、繊維・衣類販売は徐々にブラックフライディー商戦に参戦してきていると全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)のファービオ・ベンテス主任は説明している。

ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の景況感調査によると、今年10月の一般消費者の景況感指数(ICE )は前月比4.0ポイント上昇して、一般消費者の景況感が大幅に改善してきており、今年のブラックフライディー商戦にインパクトを与えるとクレジットカード会社Sorocred社のツーリオ・サラヴァル共同経営者は予想している。(2018年11月20日付けエスタード紙)

 

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