ボウソナロ大統領誕生後の一般消費者の景況感は大幅に改善

ジャイール・ボウソナロ大統領誕生でブラジル国民に安堵感並びに次期政権への期待感増加に伴って、一般消費者の景況感が大幅に改善して来ているとジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の一般消費者の景況感指数(ICC)が上昇している。

ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)による11月1日~21日迄一般消費や1776人を対象の調査では、一般消費者の景況感指数(ICC)は、10月を7.1ポイント上回る93.2ポイントに達して、2004年7月の93.8ポイントに次ぐ過去13年間で最高のICC指数を記録している。

11月の一般消費者の景況感指数(ICC)が93.2ポイントに達した要因として、コントロールされたインフレ指数や6.5%に留まっている政策誘導金利(Selic)、クレジット拡大の上にボウソナロ新政権への過大な期待の蜜月ムードで上昇している。

しかし2019年1月のボウソナロ新政権の初めの政権舵取次第で、一般消費者の景況感指数(ICC)は大きく左右されるとジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)のヴィヴィアニ・セーダ・ビッテンコルト コーディネーターは指摘している。

また11月の一般消費者の現状景況感指数(ISA)は、前月から2.7ポイント上昇の74.6ポイント、今後の景況感見通し指数(IE)も9.8ポイント上昇の16.4ポイントを記録している。(2018年11月27日付けヴァロール紙)

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