2019年1月の新車販売は前年同月比二桁増加

全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると、2019年1月のトラックやバスを含む新車販売は、アルゼンチンの為替危機の影響で自動車輸出減速にも拘らず、前年同期比10%増加の19万9,800台を記録している。

今年1月の新車販売台数19万9,800台は、経済リセッション突入前の2015年1月の25万3,800台に次ぐ販売台数を記録したにも関わらず、前月比では14.8%減少している。

今年1月のトラックやバスを除く新車販売は、前年同月比8.7%増加の19万1,300台、また今年1月のバスやトラック販売は、前月比6.0%減少の8,500台に留まっている。

全国自動車工業会(Anfavea)では、今年の新車販売を前年比11.4%増加の286万台、今年1月の新車販売ではGM社が18.9%のマーケットシェア獲得でトップ、特にOnix車販売は1万8,800台でベストセラーカーとなっている。

1月の新車販売は、GM社に次いでワーゲン社が14.6%のマーケットシェアで2位、フィアット社13.7%、トヨタ社8.6%、ルノー・日産は8.5%のマーケットシェアを獲得している。

ベストセラーカーOnix車に次いで、フォード社のKa車は8,000台、現代自動車HB20は7,200台、シボレー社のPRISMA車は5,400台を販売している。今年1月下旬ブラジルGM社は、ブラジル国内でトップシェアを占めているにも関わらず、ブラジル並びに南米支店では赤字を計上、GM本社のMary Barra社長は、赤字体質の支店に投資継続は意味がないために、短期間のうちでの黒字計上のためのコストカットができないなら撤退も仄めかしていた。(2019年2月2日付けエスタード紙)

 

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