ブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、2018年11月~3月の月間平均失業率は、前四半期の11.7%から0.3%悪化の12.0%に上昇、しかし前年同期の失平均失業12.2%よりも改善している。
2018年11月~3月の月間平均サラリーは2,270レアルと前四半期の2,240レアルよりも1.4%増加、前年同期の2,251レアルの0.8%増加に留まって、インフレ指数を下回っている。
ブラジル国内の過去3か月間の失業者総数は前四半期比31万8,000人増加の1,270万人、ブラジル国内の労働者総数は35万4,000人減少の9,250万人に留まったが、前年同期比では84万6,000人増加している。
過去3か月間の民間部門の家政婦セクターを除いた労働手帳に記載される正規雇用総数は3,290万人に対して、非正規雇用総数はマイナス2.8%に相当する32万1,000人減少の1,130万人となっている。
また過去3か月間の自営業者総数は1.2%増加に相当する29万1,000人増加の2,390万人、前年同期比では3.1%増加に相当する71万9,000人増加している。(2019年2月27日付けブラジル地理統計院(IBGE)サイトより抜粋)