過去3年間で25%の有名ブランド撤退

イタリアの高級ファッションブランドのヴェルサーチ(Versace)やランバン(Lanvin)などが相次いでブラジルからの撤退が相次いでおり、ヴェルサーチはサンパウロ市内のイグアテミーショッピングセンターのみ営業を続けている。

フランスのファッションブランドのランバン(LANVIN)は、婦人・紳士向け既製服、香水、ならびにアクセサリーなどを販売、ウェア以外にもインテリアなどにも進出してライフスタイルそのものをサポートするグローバル・ブランドとなっている。

ブラジルではランバン(LANVIN)並びに財布やカード入れのケイトスペード (kate spade)、スイスの高級ラグジュアリー時計のヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)が相次いで撤退している。

2014年から始まったブラジルの経済リセッションの影響を受けて、2016年のブラジル国内の高級ブランド市場は前年比14.6%縮小、2017年も8.5%縮小している。

イタリア製高級腕時計パネライ( PANERAI)やフランスのヴァン クリーフ & アーペル(Van Cleef & Arpels)を取扱っているスイス資本Richemont社は、年内にブラジルから撤退を予定している。(2019年3月18日付けエスタード紙)

 

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