メディカル分科会開催

メディカル分科会(高柳分科会会長)は、2019年3 月21日15時から、商工会議所大会議室にて分科会会合を開催、20名が参加し活発な議論が交わされた。はじめに、高柳分科会会長から、これまでの活動報告として、昨年後半から行っている、欧米企業も参画する医療機器輸入組合(ABIMED)との連携による、ANVISA、INMETROへの規制改善提言、日本での経産省とのヒアリング、大使館との連携などについて、説明が行なわれた。

次に、ABIMED等との連携によるINMETRO向けの政策提言活動について、塩田氏より説明が行なわれた。2月19日、28日とメディカル分科会幹部メンバーは、ABIMED、欧米企業と会合を持ち、要請項目についてのすり合わせを行なってきている。合同でまとめている提言の中には、INMETROの役割の重要性について伝えつつ、技術促進を阻むような規制の緩和、ブロクラシーや重複作業を避ける施策等について提案する準備を行っている。新政権の下誕生したばかりのANVISA、INMETROとの会合を3月中に持ち、その場で改善提案を行なう予定となっている。

メディカル分科会は、高柳分科会長に継いで、日本光電の市川分科会会長が就任、また新しくオムロンの山田氏が、副部会長に就任し新体制が誕生する。また、今後の活動予定について、ABIMED他との連携を強化、INMETROへの政策提言、対ANVISA向けの政策提言書のフォロー、またJETROが契約している法律事務所の進め方ついて、議論を行った。

参加者は、高柳分科会長(島津製作所)、安楽氏(島津製作所)、塩田副分科会長(フジフイルム)、水谷副分科会長(パラマウントベッド)、三好副分科会長(テルモ)、朝倉氏(カネカ)、西脇氏(コニカミノルタ)、板垣氏(パナメジカル)、山田氏(オムロン)、近藤氏(タカラベルモント)、中山氏(3Dマトリックス)、岩瀬氏(ジェトロサンパウロ)、古木氏(ジェトロサンパウロ)、斉藤氏(JICAサンパウロ)、藤原書記官(大使館)、上田領事(サンパウロ総領事館)、鹿児島領事(リオ総領事館)、柳沢氏(サンタクルズ病院)、平田事務局長、吉田調査員。

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