ペトロブラスの今年の投資予算は547億レアル

ペトロブラス石油公社は、2019年度投資予算として石油・天然ガス開発部門を中心に547億1,100万レアルを計上するが、4月25日の経営審議会での承認待ちとなっている。

今年の投資予算総額547億1,100万レアルの80%に相当する437億8,800万レアルは、コア事業の石油・天然ガス開発並びに生産に充てられるが、残りの98億6,400万レアルは、石油製油所並びにバイオ燃料、石油・天然ガス配給部門に充てられる。

ペトロブラスでは海洋天然ガスパイプライン建設計画のルート3(Rota3)、また北東部地域では初めてとなるペルナンブコ州のアブレウ・エ・リマ製油所の建設完成が見込まれている。

中国石油天然ガス集団(CNPC)との共同開発の可能性が指摘されていたリオ州イタボライ市のリオ石油製油所コンビナート(Comperj)の石油精製所の建設継続を発表している。

ボルソナロ新政権誕生に伴って、ペトロブラス石油公社経営陣の更新が見込まれており、昨年大幅な黒字に転換したロベルト・カステロ・ブランコ総裁初め5人の経営陣の入れ替えが見込まれている。(2019年3月26日付けヴァロール紙)

 

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