1億人が自動的に信用度自動判定登録(Cadastro Positivo)に加入

昨日ジャイール・ボルソナロ大統領は、信用度自動判定登録(Cadastro Positivo)に関する新法令にサイン、一般消費者は自動的に信用度自動判定登録に加入される一方で、個人情報漏れを疑う消費者は登録拒否を行うことが可能となる。

信用度自動判定登録Poの新法令発表はプラナルト宮で行われ、経済省の生産性・雇用・競争性局(Sepec)のカルロス・ダ・コスタ特別局長は、現在のクレジット残高はGDP比47%に留まっているが、信用度自動判定登録開始で、今後数年後にはGDP比66%まで増加すると強調している。

特に中小企業や口座を持たない2,200万人の一般消費者がクレジット市場に新たに参入、不渡りは最大45%減少する可能性があるとコスタ特別局長は、新法令の効果を説明している。

全ての銀行は信用度自動判定登録にアクセスできるために、同じ土俵上での競争ができ、一般消費者にとって銀行スプレッドの低下に伴う金利減少の恩恵を受けると見込まれている。

信用度自動判定登録開始で優良顧客は大幅な金利低下で恩恵を受けるが、連邦政府は一般消費者の理解う深めるためにキャンペーンを行うために、信用度自動判定登録開始には6カ月間を要すると予想されている。(2019年4月9日付けヴァロール紙)

 

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