2019年5月17日(金)15時より政策対話委員会(佐藤真吾委員長)インフラワーキンググループ(佐藤洋史グループ長)会合が開催された。新規メンバーの参加もあり自己紹介から会合が始まった。続いて大使館の西川書記官より、6月10日、11日に東京にて開催される第3回日伯インフラ協力会合のについての説明が行なわれた。
インフラワーキンググループとして、日伯インフラ協力会合に向けてどのような対応を行なっていくのか等の意見交換が行われた。第2回日伯インフラ協力会合にて提言した項目も含め、企業が抱えるインフラに関する課題を提起し、粘り強く改善提案をブラジル政府に打ち込んでいくことが議論された。
今後の活動については、インフラユーザー目線のアンケート調査について、インフラの課題を吸い上げるのみならず、日本企業が支援できる具体的なプロジェクトやハイテク技術の導入などが提案できるような調査につなげるげていくことが議論された。また、インフラを解決するためには、投資額の比較的大きな基盤インフラのみならず、流通アプリなどイノベーションを使ったインフラ課題の解決策、また各社の取り組むインフラ課題改善案を共有していく活動についても意見交換が行われた。
参加者は、佐藤洋史グループ長(JICAブラジル)、池谷裕一 副グループ長(Deloitte)、霧山祐司氏(ブラジルみずほ銀行)、清政仁氏(ブラジル三井住友銀行)、青山健太郎氏(ブラジルMUFG銀行)、皆川健太郎氏(ブラジルMUFG銀行)、櫛引智雄氏(JBIC)、吉田幸司氏(KPMG)、幕田潤氏(TozziniFreire)、大谷直之氏(東レブラジル)、山本裕也委員(JETROサンパウロ)、政策対話委員会から芦刈宏司副委員長(ブラジル三井物産)、大使館から西川洋祐書記官、総領事館から上田基仙領事、そして事務局からは、平田藤義事務局長、吉田章則調査員が参加した。