全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)の調査によると、今年第1四半期の小売販売は閉店が開店を39店舗上回ったが、昨年末の予想では、今年の小売販売回転数は閉店を2万2,000店舗上回ると予想されていた。
サンパウロ市西部のピニェイロス区テオドーロ・サンパイオ街では、多くの小売販売は閉店に追い込まれて通り全体の活気がなくなっていると同商店街協会のロベルト・フェリアス理事は憂慮している。
就労・失業者管理センター(Caged)の統計を基にした調査では、今年第1四半期の小売販売では衣類・履物関連小売はマイナス388店舗、薬局・化粧品はマイナス196店舗、家具・家電マイナス192店舗、建材マイナス151店舗、燃料・潤滑油関連小売はマイナス67店舗を記録して閉店に追い込まれている。
一方今年第1四半期のスーパーマーケット関連小売は645店舗増加、自動車ディーラー・自動車部品関連253店舗増加、情報通信関連167店舗増加、日用品・身の回り品関連小売は57店舗増加している。(2019年5月27日付けエスタード紙)