ブラジル日本文化福祉協会の菊池義治評議会役員は2019年6月27日に商工会議所を訪問、応対した平田藤義事務局長にサンパウロ市近郊のサンロッケ市の国士館大学スポーツセンターの原沢パビリオン建設工事の進捗具合の報告並びに商工会議所の会員に対して7月6日、7日並びに13日、14日に開催される国士館大学スポーツセンターの桜まつりへの参加案内、また日伯学園について意見交換を行った。
サンパウロ市から51キロ西方面に位置するサンロッケ観光指定都市にある国士館大学スポーツセンターは、ブラジルと日本の交流のすばらしい光景を見せてくれる施設。日本の国士館大学によって設立されたスポーツセンターは、1997年に文協に寄贈され、58ヘクタールという広大な敷地の一部は、いまだに大西洋岸森林地帯に属する原生林で覆われている。
主な建造物は武道各種の稽古場として建てられた体育館だが、その他マレットゴルフ用のホールやテニスコートが設営されている。この国士舘大学スポーツセンターを更に魅力的なものにしているのは400本の桜。美しく咲き誇る満開のサクラを愛でるためにサンパウロ州南部の日系諸団体と共催する7月の桜祭りは、文協の主要行事の一つとなっている。
Yoshiharu Kikuchi e Fujiyoshi Hirata
Foto: Rubens Ito / CCIJB