生活産業部会では部会長シンポ発表資料作成で意見交換

建設不動産部会並びに繊維部会統合の生活産業部会(今川 尚彦部会長)は、2019年7月26日午後4時から5時まで10人が参加して開催、8月22日開催の業種別部会長シンポジウム発表資料作成では、参加者が自社の上期の回顧と下期の展望について発表した。

上期の回顧では、大統領選挙後の期待ほど経済回復の進展なし、小売市場は継続して停滞、高止まりする失業率、アグリビジネスは天候不順で低迷、顧客の在庫過多傾向、レアル安の為替に伴うコストアップ、石油価格の高騰、米中貿易摩擦問題、ブレグジット問題、新規案件受注、高土間英するガス価格、アルゼンチンの景気後退の景況、停滞する不動産業界、設備投資意欲の低下、労務費上昇などが挙げられた。

下期の展望では、採算確保のための施行の効率化、バイオマス案件への期待、小売販売の回復期待、自動車生産台数回復への期待、天候次第のアグリビジネス、年金改革案の国会承認、税制改革の進展、金利の引下などが挙げられた。

副題の「内外の環境変化にどう対応するか」では、依然として繊維業界は底を低迷、顕著な川上の在庫増加、高付加価値商品開発、為替変動で不安定な輸入品コスト、地場の材料調達や内製化の検討、世界規模の気候変動の影響、駐在員の減少傾向、アパートの賃貸料金上昇傾向、付加価値サービスの提供、ガス配給会社の民営化によるガス価格の変動が話題となった。鈴木ワグネル副部会長  (HOSS建設)に替わって大滝守副部会長(HOSS建設)が就任した。

参加者は今川部会長(戸田建設)、大滝副部会長(ホス建設)、中村氏(ECOGEN)、森口氏(スターツ)、南村氏(東洋紡)、力石氏(AZBIL)、上岡氏(戸田建設)、中野領事(サンパウロ総領事館)、商工会議所から平田事務局長、大角編集担当

今川 尚彦部会長

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