オーガニック食品のスタートアップ企業Liv Up社は9,000万レアル調達

オーガニック食品販売で頭角を現してきているスタートアップ企業Liv Up社は、投資ファンドから総額9,000万レアルに達する資金調達に成功してポートフォーリオ拡大を図る。

スタートアップ企業Liv Up社に投資するのは、米国の投資ファンドのThornTree 社並びにCapital Partners社、 Kaszekファンド、 Spectra社、 Endeavor Catalyst社が資金を提供する。

2016年にVictor Santos氏によって設立されたLiv Up社は、調達した9,000万レアルを幼児向け食事のサラダや飲料のポートフォーリオ拡大や国内事業の拡張に資金を投入する。

Liv Up社はブラジリア市を含むブラジル国内の南部地域並びに南東部地域の30都市で事業を展開、今後は北東部地域のレシーフェ市並びにフォルタレーザ市、サルバドール市に進出、またサンタ・カタリーナ州フロリアノポリス市並びにエスピリット・サント州ヴィトリア市にも進出を予定している。

またLiv Up社は手始めにサンパウロ市内の3拠点でデリバリーサービスを開始して、徐々に他州でも事業を展開するが、5人の従業員で始めた事業は今では450人に増加、月間25万食の供給、今年末には14カ所の配送センターに拡大する。

同社ではオーガニック食材確保に20軒の農家と契約して、月間30トン以上の食材を確保、今年の売上は1億レアルを見込んでおり、急成長している。(2019年9月12日付けエスタード紙)

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