金利が天文学的なクレジットカード及び特別小切手の使用が増加

失業率の増加並びに国内経済の停滞で、一般消費者は突発的な支出を余儀なくされる場合に使用される金利が天文学的な特別小切手税と呼ばれる口座借越残金利及びクレジットカード借越残金利の支払いを余儀なくされている。

昨日の中銀の発表によると、今年8月の特別小切手税と呼ばれる口座借越残の月利は11.6%に上昇、残高総額は261億4,000万レアルに増加している。

また8月の月額最低返済のクレジットカード借越残の月利は18.5%に上昇、クレジットカード借越残総額は397億8,000万レアルまで上昇。特別小切手税と呼ばれる口座借越残及びクレジットカード借越残を合わせた残高は、前年同月の570億1,000万レアルから659億2,000万レアルと90億レアル上昇している。

今年8月の特別小切手税と呼ばれる口座借越残の年利は11.8%減少の306.9%、しかし8月の過去12カ月間の年利は3.7%増加、5,000レアルを借りれば1か月後には5,620レアルの返済を余儀なくされる。

またクレジットカード借越残の月利は5.3%に上昇、8月の過去12カ月間では38.7%上昇の289.0%の年利を記録、5,000レアルを借りれば1か月後には5,600レアルの返済を余儀なくされる。

突発的な支出を余儀なくされる場合に使用される金利が天文学的な特別小切手税と呼ばれる口座借越残金利の使用を余儀なくされている人でも、予算外の医薬品購入や医療機関の利用、車の修理、小売店での日用品購入をしており、一般消費者の習慣を変えるのは非常に難しい。(2019年9月26日付けエスタード紙)

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