異業種交流委員会の女子ラグビー元日本代表・井上真理恵さんトークショー開催

異業種交流委員会(長野 昌幸委員長)主催の女子ラグビー元日本代表・井上真理恵さんトークショーは、2019年10月2日午後6時から7時30分まで会場一杯の40人以上が参加して開催、初めに長野昌幸委員長が開催挨拶を行い、進行役はスポーツジャーナリストの大野美夏さんが軽快なトークで井上真理恵さんの経歴を紹介して会場の雰囲気を和ませた。

初めに井上真理恵さんは、ラグビーを始めた動機として小学生時にタグラグビーで夢中になり、中学ではラグビー部はなかったが、関東学院大学OBのシニアチーム「釜利谷クラブ」に所属、また近くの高校のラグビー部でも男子生徒に交じって練習した。

ラグビー部のない高校に進学後は、社会人チーム「フェニックス」に所属、またタグラグビー同好会を設立。高校在学中に7人制U-23日本代表として、2007年の香港セブンズに出場。高校1年時に15人制ユーズ代表としてニュージーランド遠征に参加して、ニュージーランドの文化や人に魅了され、海外志向となった。高卒後の2009年にオーストラリアに留学。7人制フル代表に定着してワールドカップに出場。2016年に7人制日本代表「サクラセブンズ」でリオオリンピックに出場したものの10位に終わって27歳と若いにも拘らず、引退を決意した経緯を語った。

またラグビー観戦をより楽しむためのラグビーの基本プレーとしてスクラムやトライ、タックル、ラインアウト、キック、試合時間、ポジションなどについて解りやすく説明。日本で開催されているラグビーワールドカップの見どころや注目している選手の特徴などを説明。質疑応答ではブラジルラグビーの特徴、体格の優れた海外チーム選手の対処法、得意なプレー、ラグビーの魅力、ブラジルラグビーの魅力、今後の日本ラグビーなどについて質問が飛んだが、笑いの絶えない楽しいセミナーとなって、参加者から盛大な拍手が送られ、また懇親会では更に緊密な会話で笑いの絶えないセミナーとなった。

講演中の女子ラグビー元日本代表・井上真理恵さん

左から進行役のスポーツジャーナリストの大野美夏さん/開催挨拶を行った長野 昌幸委員長

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=46504