2014年のサンパウロ市内のハンバーガーやシューロス、寿司や焼きそばなど様々なフードトラック営業申請に対して、サンパウロ市役所は、153件にライセンスを認可してフードトラックブームの発端となっていた。
しかし2018年のフードトラック営業申請に対して、サンパウロ市役所は89件と2014年の153件から41%も減少、フードトラックブームに陰りが出てきている。
フードトラック営業に関するサイトのMercado LivreやOLXでは、フードトラック営業向けに改造したトラックの新車価格は20万レアル、しかしフードトラック営業から撤退する中古トラックは僅か3万レアルで購入できる。
2013年にフードトラック営業を開始したEATineranteのAlex Caputo 氏は、一時3台のフードトラック所有で、週末だけで2,500個のハンバーグを販売して4万レアルを売り上げていた。
しかしサンパウロ市役所は、ニューヨークなど移動営業の許可ではなくて、フードトラック営業許可として固定した場所での営業しか許可しないために、フードトラックでの営業が厳しくなってきているとAlex Caputo 氏はコメントしている。(2019年10月3日付けエスタード紙)