11月6日に予定されているプレソルト鉱区の石油・天然ガス入札並びに11月7日の石油・天然ガス入札による臨時歳入で、今年の中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支は、許容目標赤字の1390億レアルを下回ると予想されている。
11月6日に予定されているプレソルト鉱区の石油・天然ガス入札による国庫庁への臨時歳入で、今年の中央政府の財政プライマリー収支は、900億レアルの赤字に減少して2014年以降では最低の赤字に改善される。
11月初めに2回連続で予定されている石油・天然ガス入札では、国庫庁に臨時歳入として1,065億レアルが見込まれているが、第1回分割歳入として今年12月27日に708億レアルが国庫庁に収められる予定となっている。
連邦政府は2010年にペトロブラス石油公社に50億バレルの原油開発を許可の代わりに、ペトロブラスは連邦政府に748億レアルを支払っていたために、ペトロブラス石油公社には340億レアルが宛がわれる。
第1回及び第2回入札の国庫庁の臨時歳入1,065億レアルのうち、第1回は総額708億レアル、そのうちペトロブラスに340億レアル、残りの368億レアルのうち州政府並びに市町村にはそれぞれ55億2,000万レアル、連邦政府には246億5,000万レアルが分配される。
第2回の11月7日の石油・天然ガス入札の国庫庁の臨時歳入は358億レアル、国庫庁には246億5,000万レアル、国家エネルギー政策審議会(CNPE)向けに78億5,000万レアルが予定されている。(2019年10月16日付けヴァロール紙)