日伯技術・イノベーションセミナーがジャパンハウスで開催

2019年11月29日午前11時から日伯技術・イノベーションセミナーがジャパンハウスサンパウロで開催された。

在サンパウロ日本国総領事館、ジャパンハウスサンパウロ、マウア技術大学、NTT DOCOMO社、InovAction社、São Paulo Tech Week 2019が共催となっている。

まずはカルロス・ホーザ ジャパンハウスサンパウロ副館長/事務局次長が開会挨拶にて参加者を歓迎。

続いてダニエル・タカキ InovAction社代表のスピーチでは、ヴァ―レ、ウジミナス、セラード開発、コチア産業組合等々、今日までの日伯経済関係や日系社会についてのまとめを行った。

その後、フアン・キロス SP Negócios (サンパウロ市投資促進局)局長がスピーチを行った。同投資局はSão Paulo Tech Week 2019を開催中、まさに今までに約800回のイベントを開催、30か国から延べ約16万人の参加者を集め、本日が最終日となり、同氏の目出度い誕生日でもあることが分かった。キロス氏はApex Brasil(ブラジル輸出投資振興局)総裁時代には日本を11回も訪問し、主にジェトロとの関係を強化、80年代は日本といえば先端的なロボット技術を連想していたが、日伯経済関係としてその後、化粧品の分野なども見逃せないと前述のタカキ氏のスピーチに補足した。

午後にはロボット工学の現状や、アーバンモビリティーのトレンドとイノベーション、観光業における日伯の連携、暗号通貨(crypto asset)における日伯統合などについてセミナーが実施された。

また、別室ではマウア技術大学及びNTT DOCOMO社のロボット展示が行われた。

商工会議所からは平田藤義事務局長が参加。

Juan Quirós, presidente da SP Negócios

Yasushi Noguchi, cônsul-geral do Japão em São Paulo

Fotos: Consulado Geral do Japão em São Paulo

 

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=46690