自動車販売代理店が加盟する全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2019年11月のバスやトラックを含む新車販売は、営業日数が少ない影響で前月比4.36%減少の24万2,300台を記録している。
今年11月の新車販売台数24万2,300台は、11月の月間販売としては2014年11月の29万4,600台に次ぐ販売台数を記録、前年同月比でも4.94%と大幅増加を記録している。
今年初め11カ月間の新車販売は前年同期比8.3%増加の252万台を記録、Fenabrave連盟のアラリコ・アスンプソン・ジュニオール会長は、今年の新車販売を前年比10.7%と二桁台の増加を予想、一方全国自動車工業会(Anfavea)では9.1%増加を予想している。
今年11月のベストセラーカーとして、シボレー社のONIX車で1万9,100台を販売、2位にはフォード社Ka車の8,900台、フィアット社Argo車は8,200台で3位となっている。
また今年11月の新車販売4位には、火災発生リスクの指摘でリコール対象のシボレー社のONIX Plus車は8,000台を販売、5位には42台少ない現代自動車HB20車となっている。
今年初め11カ月間の新車販売は前年同期比7.2%増加の240万台、自動車メーカーのマーケットシェア比較では、GM社は17.8%でトップ、ワーゲン15.5%、フィアット社13.8%、ルノー社8.9%、フォード社8.3%となっている。
また今年11月の中古車販売は前年同月比6.0%増加の91万7,000台、前月比9.7%増加、今年初め11カ月間では2.4%増加の1,000万台を記録、今年初め11カ月間の二輪車販売は前年同期比14.8%増加の98万3,400台を記録している。(2019年12月3日付けエスタード紙)