9人が参加して運輸サービス部会開催

運輸サービス部会(宮川俊介部会長)は、2020 年2月3日午前9時から10時30分過ぎまで9人が参加して開催、進行役は宮川部会長が担当、2020年上期の業種別部会長シンポジウム発表資料作成のため、物流業界並びに貨物業界、海運業界、旅行・ホテル業界、航空旅行業界の参加企業代表は2019年の回顧並びに2020年の展望について、各自が作成したドラフト資料を基に発表した。

2019年の回顧では、ホテル業界は好調に推移、米朝貿易摩擦による世界貿易の縮小、ヴァーレ社のミナス州ブルマジーニョ鉱山のフェイジョン1鉱滓用ダム決壊事故による鉄鉱石の大幅減産の影響、MARPOL2020、中国の豚ペストによる穀物輸出への影響、アルゼンチンの為替危機の影響による自動車輸出の落込み、カジャマール地区の倉庫料の高騰、アジア発着路線の貨物減少などが挙げられた。

2020年の展望では、今年のホテル業界は5.0%増加予想、ドル高の為替による海外旅行の減少、外資系航空会社の国内路線運航開始、、低硫黄燃料への切替、港湾インフラ入札、砂糖の国際コモディティ価格低迷によるエタノール増産予想、新型コロナウイルス肺炎による東京オリンピック・パラリンピックや訪日への影響、トラックストライキ再発の可能性、航空業界のビジネス生態系の変化などが挙げられた。また次回の部会での物流業界並びに貨物業界、海運業界、旅行・ホテル業界、航空旅行業界の資料発表者を決定した。

参加者は宮川部会長(ONE)、湯原副部会長(NYKブラジル)、今安副部会長(ブラジル日本航空)、濱口氏(ONE)、内村氏(ブルーツリーホテル)、金子氏(K-Line)、中野副領事(サンパウロ総領事館)、平田事務局長、大角編集担当

左から湯原副部会長(NYKブラジル)/宮川部会長(ONE)

 

Fotos: Rubens Ito / CCIJB

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