今年の連邦政府所有の資産売却は30億レアルか

連邦政府では、2020年の連邦政府傘下の公社民営化と共に連邦政府所有の465件の資産売却で総額30億レアルの資金調達を見込んでいる一方で、昨年は資産売却目標10億レアルに対して、僅か1億8,000万レアルの売却に留まった。

今年2月10日までの連邦政府の所有資産売却による資金は1,800万レアルに留まっており、カーニバルが終了するまで連邦政府の所有資産売却の需要が低調に留まると見込んでいる。

ジャイール・ボルソナロ政権が終了する2022年までの連邦政府の所有資産売却による資金調達は360億レアルが見込まれている。また地方政府(州・市)でも財源確保のために積極的に所有資産の売却を進める。

今年のサンパウロ市役所の投資許容総額は82億レアルが見込まれており、そのうちサンパウロ市所有の資産売却のための民営化プロジェクトで最低29億レアル、最高で45億レアルの資金調達が見込まれている。(2020年2月11日付けヴァロール紙)

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