今年2月の一般消費者態度指数(ICF)は過去5年間で最高

全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)の一般消費者の景気動向調査によると、2020年2月の一般消費者態度指数(ICF)は、前月から1.2ポイント上昇して99.3ポイントを記録、2015年4月に記録した102.9ポイントに次いで過去5年間で最高となっている。

今年2月の一般消費者態度指数(ICF)のうち現在の雇用信頼指数は、前月から0.8ポイント上昇の119.9ポイントと調査対象の7要因で最高を記録。雇用信頼指数は、心理的に消費者態度指数を大きく左右しているとCNC連合エコノミストのカタリーナ・カルネイロ・シルヴァ氏は指摘している。

また今年の建材部門並びに自動車部門を含む広範囲小売販売は、前年比5.3%増加が予想されているが、昨年末の3.9%増加予想から失業率の低下に伴って大幅に改善している。

今年2月の一般消費者態度指数(ICF)のうち現在の雇用信頼指数は119.9ポイントを記録、職業見通し指数は前月比0.3ポイント上昇、現在の収入指数は1.6%上昇、クレジットアクセス指数は4.3ポイント上昇、現在の消費レベル指数は4.1ポイント上昇、消費見通し指数は3.1ポイント上昇している。

今年2月の雇用信頼調査では、調査対象の39.1%が肯定的な回答しており、今年1月の38.5%、1年前の2019年2月の37.4%から大幅に上昇、2015年4月の40.0%以来約5年ぶりの高率を記録している。(2020年2月18日付けヴァロール紙)

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