今上天皇の御誕生日を2月23日に控え、2020年2月20日(木)正午より在サンパウロ日本国総領事公邸で御誕生日祝賀会が開催された。
日系団体・日系企業代表のほか、内外の政府関係者多数の400名余りが出席し、会議所から村田 俊典会頭(ブラジル双日)、蔵掛 忠明専任理事(丸紅ブラジル)、長野 昌幸専任理事(ブラジル三井住友海上)、ワグネル 鈴木専任理事(ホス建設)、市川 鉄男氏(松崎専任理事代理/ブラジル住友商事)、平田藤義事務局長ら多くの会員企業代表者が参加した。
以下、野口 泰サンパウロ総領事のご挨拶要約:
徳仁天皇陛下の誕生日は2月23日であるが、多くの諸外国で祝福されており、ここブラジルでは来る28日にサンパウロ市立劇場で還暦コンサートが行われる。今上陛下は皇太子時代の2008年にブラジル日本移民100周年時に来伯、サンパウロなど多くの日系移住地で大歓待を受けた。また移民110年周年には眞子様もご来伯、新しい末永い関係が強化されている。2011年頃の日本への外国人観光客は年間僅か620万人の所、昨年はJポップの人気も加わり約3000万人が訪れ、特に今年の東京オリンピック/パラリンピックには多くの外国の皆様に日本を観光して頂きたい。サンパウロのジャパン・ハウス訪問数は2017年5月に開設後、2年間で200万人を突破。昨年ボルソナーロ大統領は日伯経済強化に向け、安倍総理と3回の首脳会談、ハイレベル協議を行い、日伯、日サンパウロの関係は益々強化されていく。本日公邸の広場には当地日系企業の支援のためブースを構えており、ご協力頂いた展示企業に感謝を申し上げる。日本政府の使命は日系企業の益々の発展躍進に貢献、協力していくことである。日伯友好関係構築にむけて若い日系人とさらに連携を行っていきたい。また日本政府は最近報道されている新型コロナウィルス感染拡大防止にも努めているので是非安心して頂きたい。