ブラジリア民事裁判所第25法廷の正判事補が、原告の主張する緊急保護要請を部分的に認め、ショッピングJK(Shopping JK)の店舗の賃貸契約で定められた最低賃貸料と広告を目的とした基金への分担金の支払いを凍結する判決を下した。 原告は今後も、売上に応じた賃貸料と共益費の支払いを継続する。
申し立て(訴訟番号0709038-25.2020.8.07.0001)を行った原告は、最低賃貸料及び売上に応じた賃貸料と、販売促進及び広告を目的とした基金への分担金を支払う内容の当該商業施設内で店舗スペースの賃貸契約を交わしていた。だが新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を防止するために当局が商業施設の営業を停止する対策を講じたことで当該店舗は営業ができなくなり、直ちに売上がなくなり、契約で定められた義務を履行する能力に影響を与えることになった。(2020年4月6日付けバロール紙)