今年2月の小売販売は新型コロナウイルス拡大前で1.2%増加

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、2020年2月の自動車並びに建材を除く8部門で構成される一般小売販売は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていなかったために1月のマイナス1.4%から1.2%増加に反転している。
 
また昨年12月~今年2月の四半期の一般小売ではマイナス0.2%、前年同月比では4.7%と大幅増加、今年初め2か月間の前年同期比3.0%増加、2月の過去12か月間では1.9%増加している。
 
今年2月の自動車並びに建材部門を含む広範囲小売販売は前月比0.7%と2か月連続で増加、昨年12月~今年2月の四半期は0.2%増加、今年初め2か月間では1.2%増加している。
 
2月の過去12か月間の一般小売販売は、経済リセッション突入直前の2014年10月のピーク時よりもマイナス4.5%の水準に留まっている。また前期同様に広範囲小売販売はピーク時の2012年8月よりもマイナス7.2%に留まっている。
 
今年2月一般小売販売は、前年同月よりも営業日数が2日間短かったにもかかわらず、前年同月比4.7%増加、8セクターのうち6セクターで増加、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターは4.1%増加、家具・家電セクター11.7%増加、日用雑貨・装身具類セクター8.7%増加、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクター7.9%増加、繊維・衣料・履物セクター1.0%増加、燃料・潤滑油セクターは0.2%増加に留まっている。
 
 
今年2月の広範囲小売販売は前月比0.7%増加、そのうち二輪・四輪・部品セクターは0.9%増加したが1月は8.5%増加、建材セクターは0.1%増加したが1月はマイナス0.1%であった。
 
今年2月一般小売販売は、前年同月よりも営業日数が2日間短かったにもかかわらず、前年同月比4.7%増加、8セクターのうち6セクターで増加、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターは4.1%増加、家具・家電セクター11.7%増加、日用雑貨・装身具類セクター8.7%増加、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクター7.9%増加、繊維・衣料・履物セクター1.0%増加、燃料・潤滑油セクターは0.2%増加に留まっている。
 
一方情報機器・事務機器・通信機器セクターはマイナス13.3%と二桁減少、類・印刷物・製本セクターもマイナス7.8%と大幅に減少している。
 
今年2月の広範囲小売販売は前年同月比3.3%増加、そのうち二輪・四輪・部品セクターは1.1%増加した一方で、建材セクターはマイナス2.0%を記録している。(2020年4月7日付けエスタード紙サイトより抜粋)

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