トヨタが工場再開を2020年6月22日に延期(2020年4月13日付けバロール・オンライン)

トヨタが、ブラジル国内で展開する4工場(いずれもサンパウロ州内)の製造現場の労働者と、雇用契約を一時的に停止することで合意した。これによりトヨタは、サン・ベルナルド・ド・カンポ市とインダイアトゥーバ市、ポルト・フェリス市、ソロカバ市の工場の生産再開期日を6月22日に先送りする。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の防止と、パンデミックで生じた経済危機に対処するための措置。

ブラジル国内で6,000人の従業員を抱えるトヨタは、3月24日から集団休暇を実施。これまで、4月22日には集団休暇を終了して生産を再開する予定だった。製造現場を担当する労働者との雇用契約の一時停止は、暫定令第936号(MP 936)の規定に基づき、再開予定日だった4月22日から実施する。

この期間、同様に暫定令第936号に基づき、労働者の大部分は給与に対して5%から10%、20%、最大で25%減額された金額の支援を受け取る。

4工場はいずれもサンパウロ州内で、ソロカバ工場のみ、他の工場が稼働を再開した2日後の6月24日に稼働を再開する。(2020年4月13日付けバロール・オンライン)

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