4月の経済活動指数(IBC-Br)はCOVID-19パンデミック危機の影響でマイナス9.73%(2020年6月18日付けエスタード紙)

四半期ごとの正式な国内総生産(GDP)は、ブラジル地理統計院(IBGE)から発表されるが、中銀はIGBEのGDP伸び率の発表前に、先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表、2020年4月のIBC-Br指数は、COVID-19パンデミック危機の影響をまともに受けて前月比マイナス9.73%を記録、3月のIBC-Br指数はマイナス6.16%であった。

中銀の発表によると、今年3月の経済活動指数は、下旬からCOVID-19パンデミック危機の影響を受けて131.05ポイントであったが、4月は118.30ポイントまで減少して、2006年10月に記録した過去最低の117.99ポイントに接近している。

ブロードキャストプロジェクションの4月の経済活動指数(IBC-Br)の調査では、最低はマイナス16.00%、最高はマイナス8.40%、平均は10.24%であった。

また4月のIBC-Br指数は前年同月比マイナス15.09%であった。中銀は今月25日の四半期インフレレポート(RTI)で4月の正式なGDP伸び率を発表する予定となっている。

今週月曜日に発表された中銀の最終フォーカスレポートによると、2020年のGDP伸び率は、COVID-19パンデミック危機の当初の予想よりも長引く影響でマイナス6.51%に留まると予想している。

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