今年5月の鉄鋼卸売は前年同月比22.0%減少(2020年6月23日付けヴァロール紙)

ブラジル鉄鋼卸売業者協会(Inda)の発表によると、2020年5月のブラジル国内の鉄鋼製品の卸売販売は、前年同月比22.0%減少の20万9,800トン、しかしCOVID-19パンデミックの影響をもろに受けた今年4月の卸売販売16万6,000トンを26.4%も上回っている。

また今年5月の鉄鋼製品購入量は、前年同月比19.3%減少の19万8,500トン、前月比では10.8%と二桁台の増加を記録している。

今年5月の鉄鋼製品輸入量は、前年同月の12万6,800トンから41.0%減少の7万4,860トンに下落、今年初め5か月間の鉄鋼製品輸入量は、前年同期比31.1%減少の36万1、000トンに留まっている。

現在の鉄鋼卸売業者の在庫総量は前年同期比7.2%増加の84万8、800トンに達し、4か月分の在庫に匹敵する在庫を抱えているとブラジル鉄鋼卸売業者協会(Inda)は説明している。

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