ペトロブラス石油公社は希望退職制度などの活用で1万5,000人以上の職員削減(2020年7月13日付けヴァロール紙)

ペトロブラス石油公社は、従業員を対象とした希望退職制度(PDV)導入並びに石油・天然ガス開発のコア事業以外のポートフォーリオ事業の売却などで、1万5,000人以上の従業員削減でコスト削減を積極的に図る。

ペトロブラスの従業員総数は4万5,500人を擁しているが、従業員総数の34.0%に相当する従業員の大幅カットで従業員総数を3万人まで削減して、人件費の大幅なコスト削減を図る。

同社では希望退職制度で1万人の従業員を募集、またコア事業以外のポートフォーリオ事業の売却に伴って、5,000人以上の従業員の削減を見込んでいる。希望退職制度並びに退職優遇制度の活用で約1万人の従業員の2025年までの削減は、年間40億レアルの人件費のコスト削減に結びつく。

2025年迄の約1万5,000人の人員削減による人件費コストは220億レアル、一方人員削減の補償コストは40億レアルで差引き180億レアルのコスト削減に結びつく。

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