ペトロブラスの第2四半期の石油生産は3.0%減少(2020年7月21日付けヴァロール紙)

ブラジル石油監督庁(ANP)の発表によると、2020年のペトロブラス石油公社の1日当たりの石油生産量は、前四半期比3.0%減少の214万7,000バレルに留まった。

同社の今年第2四半期の石油生産減少の要因として、COVID-19パンデミックの影響による世界的な経済後退による石油の需要減少に起因しており、ペトロブラスの5月のブラジル国内の石油生産は底を打ったが、6月から既に回復傾向を示している。

ペトロブラスの6月の1日当たりの平均石油生産は前月比9.2%増加の223万4,000バレル、6月の石油生産は今年上半期では1月に次ぐ生産量を記録している。

またブラジル石油監督庁(ANP)の発表によると、今年上半期のペトロブラスの1日当たりの石油生産は、前年同期比14.0%増加の218万1,000バレルを記録している。

今年6月のブラジル国内の1日当たりの石油生産は前月比8.9%増加の301万3,000バレルに達している。今年4月~6月の月間平均石油生産は前年同期比10.7%と二桁台の伸び率を記録している。

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