Vivo社の第2四半期の純益は、22%減少の11億レアルに留まる(2020年7月29日付けヴァロール紙)

COVID-19パンデミックの影響で4月の落込みが顕著となったために、Vivo社の2020年第2四半期の純益は、前年同期比22.0%減少の11億レアルに留まったと同社のChristian Gebara社長は説明している。

今年4月の同社の売上は、前年同月比マイナス12.8%と二桁台の落込みを記録したが、5月はマイナス2.8%に留まり、6月は0.8%増加を記録して回復傾向を示している。

今年4月のセルラー電話の売上は、前年同月比マイナス72.2%とCOVID-19パンデミックの影響による外出自粛や必需品以外の営業自粛の影響でVivo系列の実店舗は僅か1.0%の営業に留まっていた。

しかし5月はVivo系列の実店舗の営業は57%に増加、セルラー電話の売上はマイナス37.9%、6月の実店舗の営業は79%、売上はマイナス10.1%に留まった。第2四半期のセルラー電話の売上は前年同期比マイナス41.0%の3億7,300万レアルに留まっている。

今年6月末のVivo社のプリペイドのセルラー顧客は前年同期比3.4%増加の4,310万人、ブロードバンド通信サービス(FTTH)を利用している家庭は前年同期比31.9%増加の290万家庭、今年第2四半期のFTTH利用は21万家庭増加している。

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