新収穫プラン向けのクレジット販売が好調に推移して、2020年7月の農業機械販売は、前年同月比14.4%と二桁増加の4,500台を販売に結びついていると全国自動車工業会(Anfavea)は発表している。
今年7月1日から実施に移された新収穫プランによるクレジットは、農業機械の販売回復の起爆剤になっていると全国自動車工業会(Anfavea)は新収穫プランの効果を奨励している。
今年7月の農業機械販売は前月比15.6%増加、今年初め7ヶ月間の農業機械販売は前年同期比1.3%増加。今年7月の農業機械販売は昨年9月以降では最高を記録、過去最高は2018年7月であった。
食料需要増加に伴って農業機械購入向けクレジットは、50%増加の240億レアルに達していると全国自動車工業会のAlfredo Miguel Neto副会長は指摘している。今年7月の農業向けトラクター販売は、前年同月比16.8%増加の3,000台を記録、前月比では43.7%増加、今年の農業機械の国内販売は、昨年並みの4万3,800台を全国自動車工業会では予想している。
今年7月の農業機械の輸出は、前年同月比40.5%減少の856台に留まったが、前月比ではアルゼンチン向け農業機械の輸出が58%増加したために39.4%増加を記録している。
今年7月の農業機械の生産は、前年同月比マイナス17.0%の5,106台に留まったが、前月比では53.8%増加、今年初め7ヶ月間ではマイナス21.5%の2万4,200台。農業機械部門の雇用は前月比0.2%微増の1万8,514人となっている。