フォーカスレポートは7週連続で今年のGDP伸び率を上方修正(2020年8月17日付けエスタード紙)

今朝発表の中銀の最終フォーカスレポートによると、2020年のブラジルのGDP伸び率は、前回予想のマイナス5.62%からマイナス5.52%と7週連続で上方修正を行っている。しかし2021年のGDP伸び率は3.50%増加と13週連続で3.50%に据え置いている。

今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の1.63%から1.67%に微修正、2021年のIPCA指数は前回同様に3.00%に据え置いている。

的中率が最も高いトップ5の今年のIPCA指数は1.58%、2021年のIPCA指数は2.89%それぞれ前回同様に据え置いている。中銀の今年のインフレ指数の目標中央値は4.00%、2021年は3.75%、2022年は3.50%、許容範囲は±1.50%に設定している。

2021年末の政策誘導金利(Selic)は前回予想の3.00%から2.75%に修正、今年のSelic金利は2.00%に据え置き。トップ5の来年の予想は前回同様に2.00%に据え置いている。また今年のSelic金利も1.88%に据え置いている。

今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.20、来年の為替はR$5.00、トップ5の今年の為替はR$5.20、来年はR$5.05%を予想している。

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