(Zoom) 300人以上が参加して桑名良輔総領事のWeb歓迎会開催

在サンパウロ日本国総領事館の桑名良輔総領事のオンライン歓迎会は、2020年8月18日午後6時から7時30分まで300人以上が参加して開催、日系33団体共催。進行役は奥原常嗣文協副会長が担当、初めに桑名良輔総領事の経歴を紹介した。

初めに日伯文化福祉協会(文協)の石川レナト会長は、今年は文協創立65周年、ブラジル日本移民資料館、イビラプエラ公園の日本館、国士館大学スポートセンターや委員会構成などについて説明。またCOVID-19パンデミックでデジタルセミナー開催。更なる日伯関係強化サポートを依頼した。

サンパウロ援護協会の与儀昭雄会長は、1959年設立の援協の主な事業や日系社会の現状などについて説明。日系社会や援協に対する最大限の支援を依頼した。ブラジル日本都道府県人会連合会の市川利雄会長は、200万人を擁する世界最大の日系社会、サンパウロ州には60%に日系人を擁している。47都道府県が参加する世界最大の日本祭りの開催は、COVID-19パンデミックで自粛を余儀なくされていることなどを説明した。

ブラジル日本商工会議所の村田俊典会頭は、商工会議所の会員企業は340社、そのうち日本進出企業210社、会議所は10部会及び12委員会で構成。日メルコスールEPAに取り組んでいるが、COVID-19パンデミックの影響で中断を余儀なくされている。今年4月~7月のオンラインセミナーを余儀なくされているにも拘らず40回開催して、昨年同期の50回のセミナー開催に遜色ない開催をして、会員企業や世界に向かって情報発信。継続して日伯経済強化を図っていることなどを説明した。

日伯文化連盟の吉田エドアルド会長は、日伯文化連盟は1956年設立、日本語や日本文化普及に対するサポートを依頼した。サンパウロ市のブルーノ・コヴァス市長代理の同国際関係局のルイス・アルヴァロ・サーレス・アギア・メネ-ゼス局長は、世界最大の日系社会を擁するサンパウロ着任を歓迎。COVID-19パンデミックで、今年のジャパンフェスティバル開催はキャンセルを余儀なくされた。サンパウロ市の桑名良輔総領事の着任歓迎を述べた。

西森ルイス下院議員は、世界最大の日系コミュニケーションを挙げて桑名良輔総領事を歓迎。サンパウロ州はブラジルの経済、文化や教育の中心で働き甲斐のあるポストであり、桑名良輔総領事の活躍を心から期待したいと述べた。

桑名良輔総領事は、8月7日に着任。COVID-19パンデミックにも拘らず、オンライン歓迎会開催に感激している。世界最大の日系コミュニティーを擁するサンパウロ着任拝命は、名誉であると同時に身の引き締まる思いです。30年前のボリヴィア勤務時にサンパウロ市を訪問したが、国土の広大さ、多様性、ブラジル人のエネルギーや日系人の活躍に感銘したことを覚えている。今年は日本移民112年で緊密な日伯関係、様々な分野で活躍しているのは日系人の努力の賜物。ジャパンハウスの成功はうれしい。更なる日本文化紹介や経済交流促進などには日系社会の支援が不可欠であり、支援をお願いしたい。COVID-19パンデミック期間中はビデオ会議を余儀なくされるが、終焉後は精力的に関係機関や各地を訪問したいと着任挨拶を行った

日系コニュニティーで有名や歌手のジョー・ヒラタさんが「乾杯」を歌い、ジェトロサンパウロ事務所の大久保敦所長が乾杯の音頭を取った。

桑名新総領事は、1986年4月に外務省に入省。
1998年に駐米日本大使次官、2001年に駐チリ日本大使館次官、2002年に駐チリ日本大使館一等書記官、2005年に経済局国際貿易課部長代理、2007年のG8サミット事務局長、2008年には経済局政策課首席次長、2014年にはWTO常任代理公使、2018年から駐メキシコ大使館公使を歴任。

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